チベット弾圧と地下資源

ソース記事:treehugger: Canadian mining companies “looting” occupied Tibet


写真:Students for a Free Tibet

今週はじめ、トロントで開かれた鉱業大会をチベット人権活動家7人が妨害する騒ぎがあった。活動家らは「HDIはチベットでの採掘をやめよ」と書かれた横断幕をかかげて抗議を行った。

ラサ暴動から1年。再発を懸念する中国政府は、その後もラサに大規模な軍隊を送り、先制的な弾圧を試みている。この政情不安を利用して地下資源の採掘に目をつけているのが、カナダのHunter Dickinson/Continental Minerals (HDI)だ。HDIはチベット中部における金と銅の採掘権獲得を進めている。

「チベットは過去30年で最悪の軍事弾圧に見舞われている。そんな中での事業展開は非良心的だ」。カナダ・チベット共同行動委員会のクンガ・ツェリン委員長は声明の中でこう述べる。

活動家らは、チベット人が天然資源の所有に決定権をもたないことに注意を促し、プロジェクトは自然環境はもちろん、チベット人の伝統的な生活様式を脅かすものと主張している。

「中国の支配下で発言権を奪われたチベット人が、決定プロセスに参加することは不可能」。カナダ・チベット委員会バンクーバー支部のマティ・バーナビー副会長は語る。「意見の主張には、逮捕や拷問、死のリスクも伴う」

カナダ企業はこれまでも青蔵鉄道建設やコンゴの紛争など、地下資源が豊富で政情が不安定な地域の搾取に関与してきた。

 

<参考>

チベット騒乱の背後に地下資源問題

コンゴ東部の紛争を煽る「レアメタル」が稼ぐカネ

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Rieko Terui